では,ホスティングサービスに加入すると何ができるのでしょうか?
ホスティングサービスの1種に無料ホームページサービスがあります.
Geocities,
Hoops,
Freewebなどです.
これらの無料ホームページサービスは,Web領域,メールアドレス,場合によって
はCGIの利用をユーザに無料で提供し,さまざまなホームページを作ってもらい,
多数の閲覧者を呼び込み,広告を強制的に表示させて,広告収入で商売をしています.
この無料が有料,広告表示がなしになったのがいわゆるホスティングサービスだと
考えると理解しやすいです.
また,いわゆるBIGLOBEや@nifty等のインターネットプロバイダーでもユーザに
Web領域を有料で提供していますよね.
これもホスティングです.
また,例えばBIGLOBEならmesh(今はBIGLOBEに統合)という法人向けホスティングを
昔からやっています.
上で挙げた無料ホームページサービスやインターネットプロバイダーの接続
サービスユーザ向けホスティングで提供されているサービスには,基本的に最低限
のものです.
有料の,インターネットプロバイダー以外の独立系ホスティング業者が提供する
サービスはもっと豊富です.
- ディスク領域
- メール受信サーバおよびアカウント
- 各種メール機能(forward,vacation,catch all等)
- メール送信サーバおよびアカウント
- メーリングリスト
- SSL(Secure Socket Layer)
- SSI(Server Side Include)
- perl,php,ruby等のスクリプト言語
- インストール済みスクリプト
- MySQLやPostgreSQL等のデータベース
- カウンター
- ストリーミングメディア
- FrontPage Extension
- Java servlet
- パスワードディレクトリ
- IPアドレス
- DNS設定
- URL redirect
- アクセスログ(raw dataやグラフィック表示)
- telnetアカウント
- FTPアカウント
- マルチドメイン
- サブドメイン
- コントロールパネル
アメリカのホスティング業者だとこれらのサービスがほぼ標準で利用可能です.
日本のホスティング業者だとデータベースや一部のスクリプト言語が使えない場合
が多いです.
ちなみにmatが契約しているホスティング業者はこれらのほとんどサービスが利用
できます.
上で上げたサービスは
ホスティングのサービスでもう少し
詳しく説明したいと思います.
人によって使いたいサービスが違うので,自分のホームページで何をしたいの
かを明確にし,業者を探す必要があります.
例えば,データベースなんてものは基本的にスクリプト言語でデータベース
プログラミングができなければ宝の持ち腐れですし,telnetアカウントもUNIXの
コマンドを知らなければ意味がありません.
上のサービスの他にも業者を選ぶポイントがあります.
それは,そのサーバマシンのインターネットへの接続回線の太さ,サーバ1台
あたりのユーザ数,転送量制限,そして月々の料金と初期設定料です.
接続回線の太さとは,業者が提供するサーバマシンがインターネットの基幹に
どれくらいの太さで接続されているか,ということです.
基本的にこの数字が大きいほど,このサーバへのアクセス速度が速くなります.
サーバ1台あたりのユーザ数とは,ホスティングでは,レンタルサーバと違い
1台のサーバマシンを複数ユーザで共有して料金を安くしているので,業者は
利益を上げるため,ユーザ数がなるべく多くなるようにします.
ユーザ数が多いということは,そのサーバマシンの負荷が大きくなるということ
なので,レスポンスが悪くなります.
つまり,理想的には接続回線が太く,ユーザ数が少ない,というのが良い
ホスティングの条件となります.
しかし,接続回線の詳細を明示している業者はそれほど多くないし,ユーザ数を
明かしている業者はもっと少ないです.
なので,どれくらいのレスポンスなのかは実際にブラウザでその業者のホームページ
を表示して体感するか,windows98以上なら,MS-DOSプロンプトで,
C:\WINDOWS> ping www.dokodoko.com
とすることで調べます.
pingはround trip(リクエストを出して戻って来るまで)の最短時間,最長時間,
平均時間を出してくれます.
単位はミリ秒です.
数10ミリ秒なら早い方です.
接続回線に関して,考慮する必要があるものにサーバマシンの設置場所がどこ
か,ということです.
インターネットなのですからサーバが物理的にどこにあろうと一緒なのですが,
ホームページを見てもらうユーザが日本国内の場合はやはり日本国内にサーバ
マシンが設置されている業者の方が良いかもしれません.
matは提供されるサービスを重視したため,アメリカになってしまいましたが....
(^^;
業者のサーバマシンの設置場所が日本国内かそうでないかは,業者自身がホーム
ページで明らかにしている場合があります.
していなくてもtracerouteコマンドで調べることができます.
windows98以上なら,MS-DOSプロンプトで,
C:\WINDOWS> tracert www.dokodoko.com
とすることで,そのサーバに接続するまでに経由するルーター情報を知ることが
できます.
その中でkddnet.ad.jpが出てきたら太平洋を渡っている可能性が高いです.
業者を最終的に決める決め手になるのはやはり料金ですよね.
でも全ての業者が同じサービス仕様や回線の太さではないので,単純に比較する
ことはできません.
それから,絶対に表(業者のホームページ)に出てこないファクターに,対応の良し
悪しがあります.
matは遠慮せずにメールで業者に質問をぶつけています.
その質問への回答の早さ,正確さ,丁寧さを見て最終的に料金との兼ね合いで業者
を決めました.
システムダウン,ドメインのDNS設定等,最初だけではなく今後も色々と対応して
もらうことがあるので,これは重要なファクターだと思います.
matは業者を決定するのにあたり,100以上の業者を比較検討しました.
日本の業者は総じてアメリカ等の業者より料金が高いですが,一部安いところが
あるのでそれを探すのがポイントかもしれません.